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OGIベンチャーキャピタル、グリーンシート専門ファンド募集開始──株価暴落は「投資の絶好機」と宮里社長


[2008/11/17]

オージーアイ
ベンチャーキャピタル
宮里重雄社長
OGIベンチャーキャピタル、グリーンシート専門ファンド募集開始、株価暴落は「投資の絶好機」と宮里社長

   独立系ベンチャーキャピタル(VC)オージーアイベンチャーキャピタル(大阪市、宮里重雄社長)はグリーンシート専門ファンドを組成し、11月から募集を開始する。宮里社長は「株価に実力が反映されていないグリーンシート銘柄が多く、投資の好機と見ている。」と、10年来のグリーンシート投資実績をもとに、グリーンシート専門ファンドを設立した狙いについてインタビューで語った。

──グリーンシート専門ファンドには、どのような銘柄が組入れられるのか
   「具体名を明かすことは立場上全くできません。実力よりも株価が低いと感じられる企業。財務の健全性すなわち現金預金残高等が相当期間の販売費管理費をまかなえること、成長性すなわち経常利益伸び率が年度単位または四半期単位での前年比較で一定率以上等、また差別化戦略としてユニークなビジネスモデルやノウハウ・特許技術保有等の有無を見ます。M&Aに適している企業にはM&Aをお勧めして企業価値の向上を図ることを前提に投資します。」

──投資先は何社くらいに。
    「20社くらいを厳選して毎月審査し、1〜2か月ごとに基準に合う企業と入れ替えを行いながら、常時約20社をキープし1〜2か月ごとに少しづつ投資をして行きます。」

──ファンドの規模と市場へのインパクトは。
   「半年ごとに9900万円規模のファンドを組成して5年後には10億円にする目標です。1つのファンドで1社当たり2〜3年間で数百万円、5年間では延べ500万円前後を出資する予定です。市場への買いニーズを5年間で10億円増やすことにより、グリーンシート全体に売買高が増えて、活性化することが期待されます。」

──過去のグリーンシート投資実績は。
   「約10年間で25社に投資して上場が5社出ています。2003年2月にビジネス・ワンが福証Qボードに上場したのが第一号で、これは上場後に「タワー投信」がM&Aで発行済株式総数の過半数を所有し、株価が3倍となって売却しました。2003年5月と2005年10月にも、東証マザーズへ2社上場しました。2006年6月にはグリーンシート銘柄指定時に投資したラ・アトレが大証ヘラクレスに26倍で上場し、びっくり仰天しました。2007年9月に5社目が札証アンビシャスに上場しました。」
   「ビジネスワンは業務作業に特化したソフトパッケージ、ラ・アトレは中古物件のリニュー低価販売と、いずれも投資時点では新規性のある業務内容でした。」

──グリーンシートの現状をどのように分析していますか。
   「現状は、広い意味でグリーンシート全体が底値と感じています。世界中が株価暴落で不安の真っ只中ですが、長期投資のファンドにとっては今が絶好の機会と感じています。」

──上場以外のエグジット(出口戦略)は。
   「企業価値が高まれば株価は上昇しますから、単に上位市場への上場を考えるだけではなく、M&Aによる上場前の売却や、業績向上による企業価値向上の結果としてグリーンシート上での株価上昇を期待し、各ファンドが数年後には、少しづつグリーンシート上で売却してキャピタルゲインを得られると信じています。  
   また、他のVC等プロ同士の相対取引は日常的に行われていますから、投資の出口としてVC等プロへの相対売却も可能です。なお、M&Aの場合、企業価値向上の仕掛けをした上で別途M&Aファンドを組成して子会社・関連会社化を前提にM&Aファンドへ株式を売却するという形で出口を作る方法もあります。」

──投資判断で重要視する点は。
   「社長の経営能力。人柄も含めて志の高さを感じるかどうか、多くの人々に歓迎される商品を作ることが出来、喜ばれて売れるかどうか、リスクを素早く回避する能力・・・そんなところを社長インタビューにより見極めたいと思います。志の高さは一種目を見張る場合があります。」

──注目している銘柄にはどんなものがありますか。
   「必ず投資するわけではありませんが、マイクロソフトやNEC、DELLの認定パートナー等を務めているインフォース、ソニーの特約店である電子システム、伊勢丹等の百貨店に常設店舗等を持つ貴金属リサイクルのカワシマゴールド等に注目しています。」


■オージーアイベンチャーキャピタルではグリーンシート専門ファンドに関する問合せをフリーダイヤル 0120-636-933 で受付けている。(月曜〜金曜の午前9時30分〜午後6時)


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